来年春に卒業する高校生の就職活動は、きょう1日、企業の求人票が生徒や教員に公開され、事実上スタートしました。
深刻化する人手不足や進学率の高まりなどを背景に、ことし3月に卒業した高卒者の求人倍率は全国平均で3.98倍と過去最高を記録しました。
来年3月に卒業する高校生についても高い水準の求人倍率が見込まれていて、高校生優位の「売り手市場」が続く見通しです。
一方で、高校を卒業して就職した人の3年以内の離職率は、去年10月時点で37%と大学卒業後の人と比べて高い傾向にあり、企業とのミスマッチをどこまで防げるかが課題となっています。
厚生労働省は、「高校生にとっては採用してもらいやすい環境となっているが、ミスマッチを防ぐために複数の職場見学を行うよう学校側にお願いするとともに、職業相談や面接対策などきめ細やかな就職支援を続けていきたい」としています。
高校生たちは今後、求人票をもとに志望先を選び、9月中旬から始まる採用試験に臨むことになります。
高校生の就活スタート 高い求人倍率見込み 初任給賃上げ予定も
時間: 01/07/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1654
推奨
- AI関連コンセプトトークンのLODSが誕生、上場後7倍以上に急騰
- パワーウインドー事故 母親“子ども乗車場所以外の窓閉めた”
- 春闘 3200社余の平均賃上げ率5.20% 33年ぶり高水準 連合集計
- 尖閣沖 中国海警局の船3隻が領海侵入 海保巡視船が警戒・監視
- 千葉 船橋 女性はね約1km引きずり走行か トラック運転手を逮捕
- IAEA 福島県内の除染で出た土の再生利用などで最終報告
- 授業中に十数人の女子生徒の体触ったか 中学校教諭を懲戒免職
- 東京大空襲で家族亡くした女性の体験 中高生ら朗読し語り継ぐ
- 教員採用試験前倒し きょう「標準日」10以上の自治体で1次試験
- 海自ヘリ衝突事故 鳥島沖合の海底で無人探査機使い機体捜索へ