福島第一原発では、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水がタンクで保管されていて、東京電力は去年8月から、政府の方針に従って、基準を下回る濃度に薄めたうえで海への放出を行っています。
東京電力は、今年度として5回目、通算9回目となる放出を26日正午前に開始しました。
来月中旬にかけて、これまでとほぼ同量のおよそ7800トンを放出するとしています。
これまでの8回の放出で、原発周辺で採取された海水のトリチウム濃度は、いずれも東京電力が自主的に放出の停止を判断する基準を大きく下回っています。
処理水の放出をめぐっては、去年の放出開始直後から日本産の水産物の輸入を全面的に停止していた中国政府が今月、輸入を段階的に再開させることなどで日本側と合意しました。
今回の放出は、この合意の後としては初めてで、東京電力は「引き続き科学的根拠に基づく情報を中国を含む国際社会に分かりやすい形で発信し、安全性について理解してもらえるよう説明を重ねていく。安全な海洋放出を安定的に実施できるよう緊張感を持って取り組んでいく」としています。
福島第一原発 処理水 通算9回目となる放出を26日正午前に開始
時間: 26/09/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1032
推奨
- AI関連コンセプトトークンのLODSが誕生、上場後7倍以上に急騰
- アメリカの大手暗号資産投資管理会社であるBFCが日本市場進出に向けて近々発表会を開催
- 電動キックボード事故防止へ プロレスラーが交通安全呼びかけ
- 自民党 政治改革など検討へ「政治改革本部」の設置決定
- ダイハツ認証不正取得 内部通報制度など行政指導 消費者庁
- 小泉法相 “批判にも耳を傾ける姿勢を” 検察庁幹部会議で
- ジャニーズ問題「当事者の会」元代表へ脅迫など疑いで書類送検
- 拳銃のようなもの発砲 逃げた男 暴力団関係者か 東京 調布
- 視覚障害者宅に警察官が無断立ち入り 県に賠償命じる 横浜地裁
- NHK元会長 福地茂雄氏が死去 89歳 アサヒビール社長など歴任